ジブンゴト大学4-2 レポート「愛すること、許すこと、怒らないこと」

izumi kazuya

2022年6月17日

第4期2回目の「インド人が今の日本人に伝えたいこと」の参加者レポートです。

【第4期:ジブンゴト大学#01】
5月11日(水)20時〜22時
■テーマ
「インド人が今の日本人に伝えたいこと」

都市伝説で”日本人はインドへ行ったら大好きになるか大嫌いになるかの2つに分かれる”
という話を聞いたことは御座いますでしょうか。それほどインドという国は強烈な国でもあります。
今回はそんなインドから、多くの日本人よりも日本のことが好きなんじゃないかというフォクナさんをお招きしお話を伺います。


■ゲストプロフィール

Fakuna Dash(フォクナダッシュ)氏
インドで60年前から伝説の日本人宿として知られる「サンタナ」の創始者チャンドラセガールの三男としてオリッサ州プリーに生まれる。
インドで大学卒業後、来日。宿に来る日本人から耳で覚えた、得意の日本語を生かし、日本企業に勤務、ヒンディー語、英語、日本語の通訳なども務めた。その後、父から引き継いだ「サンタナゲストハウス」の店舗をデリー、バラナシ、日本の京都に展開する。
ゲストハウスのオーナーをつとめる傍ら、インドと日本の架け橋の為、日々活動を続けている。

■当日のレポート
タイトル「愛すること 許すこと 怒らないこと」

フォクナさんは

「子供の頃からお父さんの経営するゲストハウスに宿泊する日本人と
接する機会が多く、日本語が上手になったんです。

そのお陰で、日本の素晴らしい文化を知り、素敵な人にたくさん出会ってきました。
言葉を話せることは、とても大事。突っ込んで質問することで、深く知ることができるから。

今の日本は贅沢病になっている。満たされてしまって、元気がない。
心配をしているよ」

というお話から、日本のことが大好きな方で、日本語で話すこともすき。
そんな人柄が伺えました。

「インドは宗教の影響が大きく、それが生活、習慣、教育、政治と様々に関係している」

日本では宗教の影響はほとんど感じなくなってきていますが、
インドではラーマーヤナといった神話的叙事詩を子供の頃から、口伝、本、演劇等を
通して、知っているようです。
その神話の物語が今に通じているので、宗教観を持っていることがわかりました。

親や先生へのリスペクトがあるのも、そういった歴史や伝統を重んじているところに
あるのかもしれない。

愛すること、許すこと、怒らないこと、という3つの言葉は、心に残りました。
参加者のみなさんにも響いていたようで、時折、コメントで耳にしました。

ブレークアウトルームでのお話から質問が沢山でてきました。

感想
・目に見えないものに対する豊かさを感じる国
・五感をめちゃくちゃ広く使う
・子供も多くて立派な先生を育てている
・幸せは内側にある

質問
・怒らないってホントかな
・ガンジス川の周辺のホームレスのような人は?
・衛生について
・親をリスペクトするあまり、親の押し付けが生まれないか

などなど

インタラクティブに会話がなされました。

フォクナさんのあったかくて一生懸命なお人柄を通して、
インドの生活も文化も教育も身近に感じました。

インド人は海外からいいものをたくさん国に持ち込んでいるので
日々発展をしている、道路の整備も、衛生的なものも、進化している
ことを聞いて、インドの未来への期待も高まりました。

そして、参加の皆さんのインド愛にもたくさん触れ
インドに行った気分になった、2時間半でした。

素晴らしい場をありがとうございました。(スタッフ 泉一也)